100円のコーラを1000円で売る方法
このインパクトのある題名、覚えておられる方も多いと思いますが、
100円のコーラを1000円で売る方法 永井孝尚
をご紹介させていただきます。
100円のコーラを1000円で売る方法の内容
この本はマーケティングの入門書となる本です。
しかし、この本は決して、営業職の方などのみを対象にしているのではなく、
仕事をされる方には、ぜひ読んでいただきたい本です。
実際私はマーケティングとは遠い業務を行っておりますが、そんな私にとっても勉強になり、
視野が広くなった本がこの本です。
顧客満足度や見える化などビジネスで使用する言葉が丁寧に、物語形式で説明されており、
すっと理解できます。
キシリトールの話
この本の中で、私にとって特に印象深かったのがキシリトールの話です。
皆さんご存知のキシリトール。
ガムなどにも含まれており、今では至ることろでキシリトール入りのものが売られております。
でも、私の子供のころはキシリトールガムなんてありませんでした。
キシリトール商品が出てきたのもここ10数年前です(*´ω`*)
このキシリトールはなぜ流行ったのかでしょうか(・・?
当然、歯に良いからですが、ここまで流行ったのはなぜでしょうか(。´・ω・)?
それは、歯医者さんが勧めているというのが大きな点だと思います
キシリトールを流行らせると、虫歯がなくなり、患者さんが減り、歯医者さんとしては、収入が減ります
なのに、なぜ歯医者さんは、勧めているのでしょうか?
キシリトールの販売担当者は、キシリトールが歯に良いことを説明するのには、
歯医者さんに説明してもらうのが1番と考えたそうです。
確かに説得力があります。
ではキシリトールの販売担当者はキシリトールが良いということを歯医者さんに言ってもらうためにどのように説得し、歯医者さんに勧めてもらったのでしょうか?
ここが重要な点です。皆さんがキシリトール販売担当者であればどうしますか?
私はこの本を読み進めていくことでわかりましたが、
読む前はまったく解決策を思いつきませんでした。
知りたい方、気になる方は、ぜひ本を読んでみてください。
ヒントは、キシリトールとともに、ある一つの言葉も生まれております。それが、ヒントです。
その他のビジネス戦略
この本は、それだけではなく、
・コトラー
・ブルーオーシャン戦略
などが、物語形式で書かれており、頭の中にわかりやすく入ってきます。
多くの知識を、重要な点に絞って理解できるこの本はオススメです。
100円のコーラを1000円で売る方法のコミック版
この100円のコーラを1000円で売る方法は、コミックでも販売されております。
活字が苦手という人はこちらを手に取られるのが良いかと思います。
いかに効率的に情報を得るかですので、ビジネス書であろうと、コミックであろうと関係ありません。
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